かたけん つれづれ日記

大工あがりの頑固おやじが造る こだわりの木の家

体験から生まれるアドバイス


天気がいいと思ったら急に雨が降ってくる。
な〜んてことが、最近多い。


片建設の事務所は築20数年の鉄骨で、見てもらうとわかるのだが、会社の側面は軒がでていない。
デザイン的にそうしたのか、そういう造りしかできなかったのか、
理由は私にはわからないが、これが雨が降ると大変なことになる。


土砂降りの雨なんかが降ると、急いで窓を閉めてまわらないといけない。
雨の吹き込みがすごいからだ。
しかし、軒先がでている会社の正面と裏は土砂降りでも吹き込んではこない。


最近、軒先のでていない、もしくは軒の出が少ない住宅が多い。
確かにかっこいいと思う!私もそういう家が好きなほうだ。
でもここは上越、降水量は東京の2倍の地域だ。
雑誌に載っている、雨が少ない地域のかっこいい家のまねをしたら
建ててからきっと不自由な思いをする。


「この上越の気候風土にあった家を建てなくてはだめ!」
という社長の体験からでてくる言葉を、ぜひアドバイスとして
これから家を建てる方は聞いてほしいと思う。