家づくり始動開始♪ part2
『墨つけ』は
その木がどこの場所にくる木なのか、
どこをどう切ったり、穴を掘ったり、かたちつくったりするのかを
誰にでもちゃんとわかるように印しつける作業です。
ひと言に『木』といっても
建物の下に横にするのもあれば
柱みたいに立てて使うのもあるし、
天井の上と屋根の間に立てるような木もあるんですよね。
同じような木ばっかりなのに
よくわかりますよねぇ ^^
一本ずつの木から
あんな大きな立体的なのをつくるんだから
すごい事です♪
木は自然のものだから
きっちり真っ直ぐなものばかりじゃないし
湿り気を含んだりして端から端まで同じ太さとも限りません。
そんな木の真ん中を印しつけたり
何本か同じ寸法で線を引きたいときなどに
『墨つぼ』を使って墨つけします。
墨のついた糸を引っ張って伸ばし
パチンと弾いてまっすぐな線を長く引きます。
実は私も墨つぼ使って墨をうったことあるんですが・・・
これが・・・ あら?不思議??
一回パチンとうっただけのはずなのに
2本も3本も線がついちゃうんです・・・ううぅ
墨つぼを使うのも
簡単ではないんですね ・・・(- -;)・・・
墨つけするのも
『墨さし』とゆう先が平らで細い線が書けるものを使っています。
竹でできているものや
カーボン製のもの、ステンレス製のものがあるそうです。
寸法を測ったり線を引くものさしの役目をするのは
L字型をした「さしがね」です。
もちろん目盛りは ○寸○分 ^v^
仕口(凸と凹の組むところの形)や寸法など
ひとつづつ考えながら作業を進めていきます。
そして、いよいよ『刻み』へと
移っていきます。
・・・つづく