かたけん つれづれ日記

大工あがりの頑固おやじが造る こだわりの木の家

久しぶりの現場です

みなさんこんにちは(^^)

先日産休育休から復職させていただきました金田です。

1年ほどお休みをいただいておりましたが、今回久しぶりに現場へ。

道中わくわくしながら現場へ向かいました♪

 

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こちらのM様邸は工事も終盤にさしかかており、

現場では、外回りを左官屋さんや庭屋さん、給排水設備屋さんが

作業されておりました。

変わらず懐かしい職人さんたちの顔ぶれにほっと一安心。。。

 

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M様は築200年ほどのお宅の建替えされたということで、

旧家で使われていたものが、随所に活かされているそうです。

坪庭にも旧家の歴史を感じる敷石が絶妙なバランスで配置されていました。

 

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トップライトからはやわらかい光が入ってきています(*^_^*)

 

 

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室内では、塗装屋さんや内装屋さんが仕上げ工事を行っておりました。

 

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こちら↑玄関のケヤキの腰板や、

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茶の間の間仕切りの立派な梁も旧家で使われていた木材だそうです。

職人さんたちの手で磨き上げられて、

ご家族がいつも目に届く場所に納められました(*^_^*)

 

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こちらは玄関の飾り棚↑

黒竹のこんな風な使い方もあるんですね♪

 

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座敷からはよくお手入れのされたお庭を一番よく眺められそうです(^^)

 

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床の間脇のこちらはどのような仕上がりになるのでしょうか。

 

ご家族の思いがたくさんこめられて、

たくさんの職人さんたちの手が携わってきたM様邸。

完成がとても待ち遠しいですね(^^)/

 

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そしてこちらは、木工事中のT様邸。

この日は別の現場の建前で残念ながら現場に大工さんはおりませんでしたが、

設備屋さんが作業をされていたので、少しだけ現場を見させてもらいました。

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こちらのお宅も旧家のものが使われているそうです(*^_^*)

広縁からお庭へと続く場所へ置かれた、大きな大きな敷石。

近くへ行くとなんだか癒されるような感じがします\(^^)/

 

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こちらは和室のさし造り。

柱や梁がそのまま見えるので大工さんもとても気を使う造りです。

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7寸ほどでしょうか。

大きな柱が目を引きます。

 

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階段も大工さん手作りの木の階段でした♪

 

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こちらはキッチ前のカウンター↑

自然の木の形が残されていて、ついつい触りたくなってしまいます。

 

とても木のぬくもりを感じられるT様邸でした(*^_^*)

 

 

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そして、今回最後に足を運んだT・Y様邸。

納屋を改修、増築してお住まいになれるような半分新築のようなリフォームだそうです。

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やさしいアイボリーの外壁に、木の質感がとても映える外観ですね。

 

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玄関の格子戸や板張りの外壁がとても上品です♪

 

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玄関から室内へ続くように板張りされていて、

自然な感じに納まるようによく考えられているなぁと感じました。

 

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室内では鴨井大工が床板を張っていました。

こちらのお宅も構造材の柱や梁がそのままあらわしになっているので、

柱と床との接合部がぴったりとなるようにその都度手加工が必要です。

 

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ぴったりと納めてくる大工さんはやっぱりすごいなぁ、といつも感心してしまします。

 

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窓枠も無垢でした。

手足がふれる部分が無垢の木っていいですね♪

 

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構造材がそのまま仕上がりになるそうです。

納屋の部分との兼ね合いもあり、

1、2階の高さをしっかりととれるように工夫したそうです。

 

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納屋の2階だった部分はご家族の居室に。

ベテランの朝比奈大工と大工見習いの草間くんが勾配天井をつくっていました。

どうやら納屋の梁が見える仕上がりになるそうです(*^_^*)

 

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新築部分は基より、納屋だった部分の屋根や壁・床にも断熱材が入れられていました。

あったかいお家になりそうです♪

 

久しぶりに現場を見に行き、

やっぱり見て感じるのが一番だなぁとあらためて思いました。

もっと勉強しないととも思いましたが^_^;

 

今回見れなかった現場もあるので、

また別の機会に見に行きたいと思います♪