帰宅後のある日の父と娘の会話…
その日は、インターネットで買った荷物が届く日だった…
父「お前宛に荷物が届いたぞ。俺お金払っといたから後でお金くれや。」
たまたま早く帰ってきた父が、代金引換の荷物を受け取ってくれた。
グッドタイミング!!しめしめと思い、
私「お父さんお金払ってくれたの!?
あ〜ありがとうね〜!!
合格祝もらってないし、これ合格祝として
もらっとくね〜!!ありがと!ありがと!」
娘は強気にこんなことを言ってみた。
父「………。」
何もいえない様子で黙ってしまった。
娘の勝利である。
この間、3月に受けた建設業経理士の合格発表があり、
無事に合格通知が届いた。
昔の話になるが、小学校の頃手伝いをし終えてお父さんに
「ご褒美ちょうだい!」と言ったことがあった。
お父さんは財布を取り出したので、
「やった〜、おこずかいくれるんだ〜♪」
と私はとても喜んだ。
「ほら、ご褒美!」
お父さんがくれたのは、1円と5円……
「これだけ……?」
せっかくおこずかいをもらっても、何も買えなかったのを覚えている。
お父さんは覚えていないようだが、あのときのむなしかった気持ちが
きっとこんな娘にしたんだろう……
最近はこんな娘におされぎみの父、マルヤマタカシであるが、
夕飯時は会話が弾む、楽しいマルヤマ家である。