かたけん つれづれ日記

大工あがりの頑固おやじが造る こだわりの木の家

我輩は猫ではない



ふらりと立ち寄った、安塚の雪だるま物産館で
マタタビの木」を見つけた。


「猫はマタタビ好きだもんね!これはらーちゃんが喜ぶぞ!!」
そう思った私は、カタケンセツの隠れ主である、らーちゃんのために
マタタビの木」を一束購入した。


会社に持ってきて一束になっていた「マタタビの木」を
様子見で1本だけらーちゃんに与えてみた。


「くん、くん、くん、」
匂いをかいでいる。


「くん、くん、くん、ぷいっ!」
「あれ!?」
マタタビの木」に夢中になると思っていたのに、そっぽをむいて全く興味がない様子。



「もしや、マタタビといいつつ、この木は偽者か!?」
そう疑った私は、大工の鴨井さんに
「これ、マタタビの木らしいんだけど、らーちゃんにあげても全く反応がないんだよね。
  試しに鴨井さんちの猫ちゃんにあげてみて!」
そう言って渡した。



次の日、
「いや〜、うちんの2匹とも喜んじゃって、しっくり(ひっくり)かえってたわぁ〜」
鴨井さんはうれしそうにそういってきた。



「……あれ?あの木、偽者じゃなかったの?じゃあなんでらーちゃんは反応しないの?」
そして私は思った。
偽者はマタタビではなく、らーちゃんではないか?
マタタビに反応しないなんて、きっと猫ではない!
おまえはいったい何者なんだ〜!!??